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執筆者の写真呉式太極拳 順展会

第4回 春分と陰陽バランス


春分は昼と夜の時間がほぼ同じ長さになる日。

この日の太陽は真東からのぼり、

真西にしずみます。 「暑さ寒さも彼岸まで」と言うのは、 なんとなく思う情緒ではなく、

太陽と地球(日本)の位置関係という 歴とした根拠に基づくものなのですね。 前述の通り春分は、 陰陽、両気のバランスがちょうどいい日。 長く続いた寒さから解放され、 気分も自ずとやわらぎ、上昇します。

太極拳の練習で大切なのは 体の陰陽・五行のバランスをととのえること。 24時間いつ練習しても同じ効果があるかと言えば、 残念ながら、さにあらず。 効果的時間、非効率的時間があります。

避けたほうがいいのは、 午前0時と午後12時。 理由はおわかりですね。 前者は陰の極み、後者は陽の極みで、 どちらも陰陽バランスが偏りすぎているからです。 反対に太極拳練習の好機は? ご想像通り、 午前6時と午後6時。 理由は? 陰陽が半々で、バランスがちょうどいいからです。 その時間に行う太極拳は実に気分がよく、

効果も大です。

生活のペースに支障のない方は

この時間の太極拳をぜひお試しください。


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