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呉式太極拳 順展会
2017年8月29日読了時間: 2分
第74回 冷えへの警戒スイッチ
二十四節気よると立秋は8月7日頃。 今月23日からは「処暑」。 暦のうえではちょうど今時分に暑さも処(=止)まるという。 灼熱の太陽いまだ勢い衰えず、気温30度を超える日中に秋の気配を実感するのは難しいが、 なるほど早い日の暮れ、虫の音、朝夕の涼風などに夏から秋への穏やかな...
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呉式太極拳 順展会
2017年7月18日読了時間: 3分
第71回 健脚と血流
− 脚は鍛えにくく衰えやすい − 10年近く前のこと、引退した力士を間近で見る機会があった。 現役のとき大活躍したその元力士は、 引退とともに相撲の稽古をやめたのであろう。 体型が豹変していた。 上半身にあまり変わりはないが、脚の変貌ぶりがすさまじい。...
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呉式太極拳 順展会
2017年7月10日読了時間: 3分
第70回 夏こそ冷えにご用心
気象庁より6月7日ごろに発表された関東地方の今年の梅雨入り。 明けはまだ宣言されていないが連日暑さが続く。 最高気温30度オーバーすら珍しくなく、 ところによっては35度を上回る地域も。 奇妙に響くかもしれないが、 気温が上昇し暑くなればなるほど「冷え」に用心しなければなら...
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呉式太極拳 順展会
2017年7月3日読了時間: 3分
第69回 カオスとコスモス
二つを簡潔に整理すると、 カオスは秩序の乱れた状態。 コスモスは秩序が調った状態。 太極拳練習後、コスモス性の総合的な高まりを我われは感じることができる。 30分前後の決して短くない時間、高いレベルで心身を運用するにもかかわらず、 太極拳のあとは息が乱れない。 ...
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呉式太極拳 順展会
2017年6月23日読了時間: 2分
第68回 太極的レスキュー 後編
− レスキューは事前にはじまっていた − 痴漢行為へ厳しい目が向けられる昨今、 冤罪がこわい男性乗客は酔った女性に救いの手を差し伸べにくいと判断。 もし女性に何かあれば「私が助ける」と会員さんは即断即決。 その瞬間、その場の「主人公」になっていた。...
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呉式太極拳 順展会
2017年6月16日読了時間: 1分
第67回 太極的レスキュー 前編
ある女性会員さんの体験談。 夜の電車のなかでの出来ごと。 終電にはまだ十分余裕のある、それほど混み合っていない時間帯。 とある駅で、電車内に泥酔した若い女性が出現。 ゆるい気分が突然破られ、周囲の人に緊張が走る。 一瞥「この人危ない」ことがわかる。...
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呉式太極拳 順展会
2017年6月11日読了時間: 2分
第66回 「あいだ」の追求
型の練習を行うとき、太極拳では「1・2・3」などの号令をなぜ用いない? 理由の要点は2つ。 ① 太極拳の動きは分節できない(動きの連続性に真髄がある) ② 動きと動きの「あいだ」に豊富な要求がある (その要求通りに動くことで連続性が守られる) ① ②は一つのことの両側面で、...
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呉式太極拳 順展会
2017年5月21日読了時間: 2分
第63回 弱さの受容
まず、伝統太極拳(ゆっくり動く太極拳を対象)二つの「Why ?」について。 Q1)目をみはるような華麗・派手な動きがないのはなぜ? A1)見た目の華麗さ・派手さは弱点を大きく露呈しまうから Q2)緩急・強弱の変化をつけることなく淡々と均一に動くのはなぜ?...
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呉式太極拳 順展会
2017年5月12日読了時間: 2分
第62回 ゆたかな道中こそ
「良い質問は良い答えにまさる」 という言い方がある。 完成形(型)と向き合うことが練習の中心となる伝統武術では、 この言葉、実に味わいが深い。 イマジネーションの果てにクリエーションがあるとすれば、 答えには過程となるあまたのイマジネーションが内臓されている。...
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呉式太極拳 順展会
2017年5月7日読了時間: 2分
第61回 無駄をなくすシステム
禅僧の所作は美しい、 かねがねそう思っていた。 禅寺では衣類や食器など、日常使いのものはすべて片づける場所が定まっている。 使ったものを後で片づけるという発想はなく、 使用後はただちに元の場所へもどす。 次に使うとき探すこと、迷うことがなければ、...
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呉式太極拳 順展会
2017年4月28日読了時間: 2分
第60回 春の眠いと太極拳の意外な関係
「春眠暁を覚えず」 とはよく言ったもので、 朝、昼を問わず春はワケもなく眠い。 この感覚、多くの方が経験されていることと思う。 今回は春特有の睡魔と太極拳との意外な接点について。 春のワンシーズン前は冬、「収蔵」の季節。...
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呉式太極拳 順展会
2017年4月22日読了時間: 2分
第59回 ギリギリと安定と中定と 〜 一羽を重しとするバランス 完結編〜
このテーマ、 思いのほか長い連載となったが今回で結びとしたい。 とりあげたそもそものキッカケは、 屋外での太極拳練習体験。 分脚や蹬脚など蹴りの動作で強風にあおられバランスを崩したことによる。 もし足腰を決めて安定した姿勢で立っていれば、こうはならなかった。 ...
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呉式太極拳 順展会
2017年4月14日読了時間: 2分
第58回 不安定の安定 〜 一羽を重しとするバランス 続編〜
「一般的な安定」と太極拳が追求する「不安定の安定」はどう違うか。 両者を対比して考えてみたい。 ⬛︎ 一般的な安定 足うら全体を用いて立ち、足腰が安定している。 安定に方向性がある。 言葉の解像度をもう少し上げれば、 その安定は、ある方向には強くそれ以外の方向には脆い。...
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呉式太極拳 順展会
2017年4月7日読了時間: 2分
第57回 一羽を重しとするバランス
『太極拳経』に 「進みてはいよいよ長く、退いてはいよいよ促す。 一羽も加うる能わず、蝿虫も落つる能わず」(一部漢字をひらがなに改訂) という有名な言葉がある。 特に「一羽も加うる能わず」の部分について、 呉式太極拳の考えかた、身体運用のしかたを簡単にご紹介したい。...
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呉式太極拳 順展会
2017年3月31日読了時間: 3分
第56回 正対の難しさ
「なくて七癖」 性格だけでなく体の動きにも人それぞれ特有のクセがある。 昔から少ない人でも七癖くらいは当たり前と思われていた。 体のクセに関して言えば、 正面に正対するよりも体を少し斜めにひねったほうが楽で、 全身のバランスもそのほうがとりやすい。...
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ブログ「太極日和」
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